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近年子どもたちのトイレトレーニングが長期化していることにお気づきですか?
実はトイレトレーニングが進まない子どもが年々と増加してきています。
おむつはずれが早いか遅いかは、個人差があるのはもちろんですが、紙おむつの性能がどんどん良くなるにつれて(そのこと自体はいいことですが)、おしっこをしたあとの不快感がなくなって、平均的にはおむつはずれが遅くなっているのは事実のようです。

厚生省のデータでも1965年の初版には1歳3か月までのおもな特徴は「おむつをかえてもらう」とおむつの記載があります。
しかし、1歳3か月から2歳までの保育内容には
「便所に行きたくなるとそれを保母にしらせ、させてもらう」とわずか1歳3か月時点でおむつの記載がなくなっています。
2歳児で「自分からあるいは促されて便所に行き、自分で排泄する。」となっています。
ですが、2008年第3回改訂版には、
おおむね3歳で排泄なども自立できるようになる。
と記載されています。
(出所:厚生労働省「保育所保育指針」フレーベル館)
と昔とくらべて約1年くらい長期にわたっておむつをしていることがわかります。
紙おむつはおしっこをした後さらさらになりますが、布おむつはおしっこをした後びちゃびちゃのままです。
布おむつの場合、誰がどう考えたって気持ち悪いし、不快ですよね。
でも実は、この「不快」の感覚が大事なのです。
たとえば、産まれてからずーっと紙おむつでおしっこをしてもさらさらで 不快感なしのまま育つと、2歳頃になって言葉がわかるようになってきたからといって、親がいくら「トイレでして」ってトイレトレーニングをはじめても子どもからすれば、「おむつの中でおしっこしても別に気持ち悪くないし、なんでわざわざトイレでしなきゃいけないの」という感覚になるかもしれません。
(最近になって、製紙メーカーがトイレトレーニングを始めた子ども用に濡れたら気づく用の紙おむつも発売されています。)
おしっこしたら不快感を味わう布おむつ育児の方が、
トイレトレーニングをうまく進みそうな理由はここにあったのです!
やってみると意外に「な~んだ!簡単」なのが布おむつ育児。
だって、昔のママはみんな布おむつで十分やってこれたんだし、今では全自動洗濯機というものもあり洗濯も簡単♪
寝る時と外出するときは紙おむつがやっぱり便利ですが、日中家にいるときは布おむつなんて使い分けもおすすめです。
Estlanceでは、布おむつ育児をできるだけ簡単に、そして心地よい上質なものだけを揃えました。
ぜひ一度お試しください!

布おむつ専門店Estlanceでは医師や看護師、助産師また多くのお母様方など育児の専門家にお話やアドバイスをいただいております。
今回は、
産婦人科・乳腺外科を併設する希咲クリニックの看護師・助産師としてご活躍され、三児のママである小林未季看護師長に、布おむつ育児のご経験とこれから布おむつをお使いになられるお母様への メッセージをいただきました。

長女・次女・三女とお世話になり、押し入れに眠っていた布おむつが、先日、雑巾になりました。
その使いやすさに感動すると同時に、初めての育児で何もわからず不安だったころの自分を思い出し、懐かしい気持ちになりました。
十数年前、長女の出産準備のため、いろいろなものを取り揃えていく中で、布おむつは、自然に買い物かごの中に入っていました。
今思えば、きっとそれは勤務していた病院で毎日布おむつに触れていて、そのメリットを感じていたからなのだと思います。
妊娠中に、先輩助産師からいただいた新生児用品のお古の中にも、布おむつがたくさん入っていました。
そのおむつを基本に、足りない分を買い足す形でいろんなタイプの布おむつとカバーを買いました。
先輩みたいに、上手に育児できるかな? と思いながら、生まれるのを待っていた妊娠中が昨日のことのように思い出されます。
布おむつは小さな満足感が自分のご褒美になりました
出産後、日中は布おむつ、夜間・外出時は紙おむつを使っていました。
よく、布おむつは洗濯が大変と言われますが、使った布おむつを漬け置き用バケツの中にポイポイ放り込んでいき、洗濯機で洗うだけなので、それほど大変だとは思いませんでした。
それより、乾いた布おむつを取り入れるときの爽快感や、「今日は紙おむつを15枚節約!ゴミも出なかったぞ!」という小さな満足感が、自分へのご褒美になりました。
布おむつは、枚数を少なく使った場合でも多く使った場合でも洗濯の手間はそう変わりません。
紙おむつなら、「ちょっとしか濡れていないから、また後で交換しよう」という場合でも、布ならコストを気にせず替えられるので、おむつかぶれの予防には効果的でした。
妊娠中のお母様とお話させていただくと、「布おむつは、大変そう…」と感じられているかたが多くいらっしゃいます。
でも、やってみると案外簡単。そして経済的です。
買いそろえるときに少し予算はかかりますが、後々まで何回でもずっと使えて、環境にも優しいものです。
赤ちゃんの身体の変化にも気付きやすくなります。
ご自身の体調や、赤ちゃんの成長に合わせ、できるときにだけ使ってみることから始めてみるのはいかがでしょうか?